「私、ひとりじゃないんだ。」と常に思えました。

婚活をはじめたきっかけを教えてください

どのようなことがきっかけで婚活を始められたのでしょうか?
思い出せる範囲でお聞かせください。

「もう一度夫婦」のタイミングを具体的に考え始めたのがきっかけでした。実は私、シングルママなんです。小学生の子どもと一緒に楽しく過ごしているのですが、いつかまた夫婦で一緒に時間を過ごせたらなとも思っていました。再婚のタイミングは子育てが終わってからと考えていたのですが、ふと「お母さん、お嫁さんになりたいと思っているんだけど、どうかな?」と子どもに聞いてみたんです。「いいね!遊んでくれる人ができるんでしょ。」と、意味を理解しているのかいないのか、無邪気に答えてくれました。(笑)同じシングルママの友人に相談したところ、子どもが再婚に対して好意的なら今がタイミングと考えて良いと思うよと背中を押してくれました。私自身、パートナーがいてくれる安心感や心強さは、前の結婚で感じていましたし、今度の結婚は、例え意見が違っても、お互いの想いを大切にしあいながら自分たちの答えを見つけられる関係を創っていきたいと思っていましたので、子どもと友人の言葉をお守りに、思い切って婚活にチャレンジしようと気持ちを強くすることができました。

結婚相談所を選んだ理由をお聞かせください

ご入会を決断される前に、結婚相談所以外でのサービスはご検討されましたか?
その中で、最終的に結婚相談所を選んだ理由をお聞かせください。

カウンセラーさんのいる結婚相談所がいいなと思っていました。仕事で人と関わることが多いので、コミュニケーションを取ること自体は得意な方だと思っています。ただ、恋愛になると自分の気持ちを内に秘めてしまい、お相手に伝えることがほとんどできないんです。上手にコミュニケーションが取れなくて、結局お別れしてしまうことが今まで多かったと思います。ですので、相談相手になってくれるような存在が私には必要だと思っていました。そのうえでどの相談所にするかは、カウンセラーさんのお人柄と熱意で決めようと思っていました。お世話になったカウンセラーさんは、一言で言うと「いとこのお兄ちゃん」のようでした。実際は、私の方がだいぶお姉さんなのですが。。。私がお相手との関係を前に進められるように、そっと背中に手を添えてくれる時もあれば、ぐっと手を引いてくれたりというイメージで、本当に良く面倒を見ていただきました。(笑)

カウンセラーとのエピソードを教えてください

ご入会からご成婚までにあった、印象的な活動やカウンセラーとのエピソードがございましたらお聞かせください。

「もう会わない人になるんです。それでもいいかどうか、って考えると良いと思いますよ。」私がお見合いをしたお相手との仮交際に迷っているときに、こう言葉をくれました。なるほど、婚活は一度お断りをしてしまえば、その方とはもう会わないことになる。この判断基準が私の迷いを消してくれました。もう一度お会いしたい方なのか、会えなくなってしまうのが嫌な方なのかを自分の心に訊いて決めることができたので、自信を持って前に進むことができました。また、お断りをすることが申し訳ないという私に、「誠実にお断りすることで、お相手は他の誰かと前に進めるんです。その方のためにも、Yさんは最高のパートナーとご縁してください。」と叱咤激励(?)をしてくれたこともありました。(笑)迷って悩んで、私が勇気を出して前に進むたびに、「Yさん、がんばりましたね。」と。この言葉は、婚活をする私の心の安定剤のようでした。「私、ひとりじゃないんだ。」と常に思えたことが、活動を支えてくれていたと思います。

お相手様とのエピソードを教えてください

「また、お会いしたいです。」いつも受け身の私が、初めて自分の気持ちを伝えることができたのが彼でした。仮交際に進み、次のお約束をせずにデートを終え、LINEでの会話が続いた期間がありました。このままお会いできなくなるのは寂しいと思い、私から次のデートの提案をしました。私の場合、いつもお相手に気を遣いすぎてしまい、自分の本心を話すことが苦手なんです。でも、彼とは驚くほど会話が弾み、時間があっという間に過ぎるのを感じていました。デートの帰り道、彼とお話しした内容を思い返しながら「私、自分の本心をを話せていたかも。。。自然体だったし、楽しかったなぁ。」としみじみ思ったのを今でもはっきりと覚えています。彼といろいろなお話を重ねると、「なんだか前から知っていて、初めて会った気がしなかった」という意見が一致したのも嬉しかったです。婚活を終えてみれば、お互いに「初めから予感があった」のかもしれないと思いました。

初めて会った時のお互いの印象を教えてください

「華のある人。」それが、彼の第一印象です。お席待ち合わせのお見合いで早めに到着した私は、彼よりも先に席についていました。待ち合わせの時間になり、こちらへ向かって軽い足取りで現れた姿の印象が「華のある人。」でした。同時に、「私、ちょっと苦手なタイプかも。。。この1時間、何を話したらいいのかしら。。。」と、内心困ってしまったのも鮮明に覚えています。(笑)ですが、お相手とのエピソードでも触れましたが、「いちばん私らしい私」でお話しができたことに自分自身がとても驚きましたし、人は見かけによらないって、こういうことを言うのだなとも思いました。ちなみに、彼の私への第一印象は「笑顔のかわいらしくて、愛嬌のある人。」だそうです。

婚活をやめようと思った瞬間はありましたか?

もしあればどんな時だったか教えてください。
また、それはどの様に乗り越えましたか?

婚活をやめようと思う時間の余裕のないくらい、スピード感のある活動でした。カウンセラーさんのスパルタ・サポートのおかげだと思います。(笑)ただ、私一人で活動していたら、辞めたいと思っただろうなと思います。活動自体は一人でしたけれど、いつも連絡を取り合って状況を共有できていたので、その心強さが私の支えでした。

お相手にされて、キュン❤とした事があれば教えてください

それはどんな時ですか?

私が着物を着てデートをした時のことです。待ち合わせの場所に先にいてくれた彼が、私を見つけた瞬間に表情を変えたというか、少し照れ臭そうにしてくれたんです。それが私も嬉しかったというか、くすぐったかったというか。彼が私の着物姿を褒めてくれて、隣を歩くことをとても喜んでくれたことにキュン❤としました。

結婚相手に求める条件で、これだけは譲れないと決めていたものはありましたか?

もし譲れない条件があった場合は教えてください。

かけ算でプラスが増えていく。そんな関係を創っていける人がいいなと思っていました。それぞれの考えに違いはあっても、お互いの意見を尊重しながら一緒に答えを見つけていく話し合いの出来る人、これが私のいちばんの希望でした。そのほかは、好きになってしまえばそのお相手がタイプになってしまうので(笑)、特にこだわりはなかったようなきがしています。

これから婚活を始める方や、婚活を検討されている方へメッセージをお願いします

ご自身の経験を踏まえてメッセージをお願いします。

迷ったら、勇気を出して一歩踏み出してみてほしいなと思います。現状の外(そと)に一歩踏み出すことは、とてもエネルギーの要ることだと思いますが、婚活は普段知り合うことのできない方との出会いがあるので、そういう方とお話しの機会が持てることは、自分自身の世界を広げられるチャンスでもあると思うのです。また、私の場合、婚活のテーマを「自分の気持ちをお相手に伝えられるようになること」に決めていました。ですので、お見合いやデートは、“変わりたい自分”を変えるための実践のような感覚もあったように思います。(笑)カウンセラーさん曰く、「この婚活はYさんの成長物語でもありますね」と。婚活でいちばん大切なことは、感謝の気持ちを心に留めて、どのお相手にも向き合うことだと思います。感謝の気持ちがあると、たとえ最終的に終わってしまうとしても、自然とお相手と良い関係になれると思いますし、なにより自分自身のことを深く知ることもできると思います。婚活はご自身の成長物語。そして成婚卒業は、「夫婦2人の成長物語」の始まりだと思います。 このインタビューを受けている今、成婚卒業から3か月経っているのですが、本当に夫婦としての成長物語が始まったと思います。新生活に向けてすべてが現実になっていく。正直、今ならまだ引き返せるかも。。。と思ったこともありました。でも、そんな時こそ「自分の気持ちを相手に伝える」ようにしています。まだまだ心に秘めてしまいがちですが、そういうところも含め、彼が私を受け留めようとしてくれることに感謝の想いで溢れています。 婚活は、ご自身の成長物語。ステキな物語を、カウンセラーさんと一緒に創り上げていってほしいなと思います。ありがとうございました。

2024年4月
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